先日、祖母の1周忌の法事を済ませた。
もう1年経ったのだ・・・ということを感じつつ。(次男も1歳だしね)
上の写真は、この日に叔母から
「(祖母の家の)片付けの時に出てきて、ごてくさあって整理しきれんけん」と
手渡された写真の束の中の1枚。
ちょうど今の次男くらいの時期かなぁ・・・1歳数ヶ月の私か。。。笑
私は1月生まれで、3月の初節句であろう2ヶ月の時に
七段のお雛様が祖母の家に飾ってあり、
着物を着せてもらった私が今は亡き祖父に抱っこされて泣きじゃくっている・・・
そんなシーンの写真もあった。
ついでにこんな写真も。
父と母の結婚式。。。
それはそれは、盛大に結婚披露宴をしたようで、豪華絢爛な披露宴の様子がたくさんあった。
同時にそんな時代背景も漂ってきて、
(現在はその会場も閉鎖されていて跡地だけ残っているし。)
この日の母が祖母の家の前で、着物姿で撮った 美しい写真もあった。
ついでに私の家族の中で一番背が低い父なんだけども、
そんな父が皆から胴上げされているシーンの写真も。。。笑
ついつい声を出して一人で笑ってしまったのでやんす。
私と夫は、親戚だけで集まって食事をしただけで、
親しい友人たちに集まってもらって手作りの結婚パーティをしたわけで。
もし、母が生きていたら「とんでもないことやってくれちゃって!!!」と、
お怒りの声が聞こえてきそう・・・笑
と、思ったのも正直な気持ち。。。大笑
それくらい私は「可愛い可愛い」と(初孫だったし)可愛がられて
愛情を注がれて育ててもらったのだ、、、ということを嫌というほど
この写真の束から見せてもらった。。。のです。。。
母はいないけれども、、、
もともと背の小さい父の背骨が丸まって、ますます小さくなって
歩行が困難になってきている父は居て。
この人が生きている間に、ついでに言うと意識がしっかりしている間に、
孫との時間を過ごしてもらいたい、、、と素直に感じた。
それは 父とのつながり が大事だから。
私はいわゆる一般的なレール(高校→大学→社会人→結婚・・・)から、
ドロップアウトした経歴?があるので、
恐らく父は大層、困った、心配、恥ずかしい、(エトセトラ)だったはずなわけで。
それでも、会社辞めたいと泣いていた私にJICAを薦めてきた父はすげぇ!と今でも思うし
なかなか、やりたいことが上手くいかない時期には
「おねぇちゃん(←私のこと)は、ハルウララになりなさい」という父なりの格言が出てきた。
※ハルウララ→毎回負ける競走馬で有名になった馬の名前。
※※訳すると「負け続けることで、評価されたり受け入れられる人間になりなさい」
という父なりの表現^^;
色んなことに、それなりに理解をしてくれてきた父が居たからこそ
今の私がいるんだなぁ、、、と気づかされた写真だった・・・
法事の日、妹に撮ってもらった家族写真。(夫はジョンレノンを目指しています嘘)
ついつい父にイライラして、子供が3人いるようだと感じてしまう私だけど。笑
自分に共感しつつ父と接していけば、なんとか父とのつながりも
平和的に保たれたままやっていけるのではないかな、、、
という新たな挑戦。(大袈裟かな!?でも、やっぱり父には優しくしたいのよね〜)
「宮崎家は、自由だ。」と、夫はよく言うのだけども、、、
なぜそんな風に夫が感じるのかもなんとなく分かった日でもあったかな。
良くも悪くも、仕来たりや伝統が無く(!)
それぞれがやりたいことをやりたい時に言ったりやったりしている家族がそこにいた。。。大笑
一言で言うと、「まとまりがない」=宮崎家。
まぁ、父を筆頭になんですけどね。笑
なんか、楽しかった!
「ばあちゃん、ありがとう。」の1日だった。
にゃむー